陸軍各務原航空隊(自兵隊・岐阜基地) 大正6年(1917)に平坦な地形が評価され、岐阜県各務原に旧陸軍の飛行場が開設され 陸軍飛行学校として重要な拠点になりました。 大戦後、米軍が駐留し返還されて、昭和33年(1958)に自衛隊岐阜基地となりました。 北川組が施工した70数棟の建物が残っています。 旧陸軍将校集会所は大正9年(1920)現在も岐阜基地広報館として使用され 延べ495㎡の木造、外壁は鎧下見(イギリス下見)張りです。他にも当時の旧飛行機格納庫は鉄骨平屋建のトラス構造で、現在は8号(2,666㎡)、9号(2,672㎡)、10号(2,035㎡)、11号(1,690㎡)夫々補給倉庫として使用されています。12号(2,099㎡)は受領発送場になっています。 木造2階建(613㎡)の旧被服庫は倉庫として屋根の鬼瓦には陸軍の星のマークが記されています。又、連帯本部の建物は昭和10年(1935)今は警衛管理施設に様変わりしtます。 これらの旧陸軍時代の施設は時代が変わっても有効に利用されています。 施工期間:大正9年(1920)〜昭和10年(1935) 所在地:岐阜県各務原市那加官有地無番地 |