鶴舞中央図書館の前身 大正12年(1923)9月、鶴舞公園内に図書館が建設され、、近世復興式の建築様式、延面積2780㎡の鉄筋コンクリート造2階建て名古屋市の念願であった図書館の始まりでした。 昭和27年名古屋市鶴舞図書館と改称され、その後名古屋市鶴舞中央図書館になり建物は改築され現在に至っています。 この建物の外観は現存している東区の名古屋市市政資料館と類似していて全く同時期の建設です。 北川幸吉は明治43年(1910)にこの地で第10回関西府連合共進会で噴水塔、奏楽堂の工事に携わり鶴舞公園は所縁の地です。又、幸吉は名古屋市から個人で請負をしていたが、大正11年3月20日に創業した株式会社北川組に、この図書館工事と名古屋離宮の西南隅櫓工事の請負と他工事も含んで譲渡しました。、この図書館工事の請負金は16万円と議事録に記されています。 |