名古屋市の水道事業は明治の中期以降に調査を重ね、千種区の第一ポンプ場の建設を明治43年(1910)に着工し、大正3年(1914)9月に完成し給水を開始した。ヨーロッパの古典的なモチーフを駆使したデザインで重厚な建物です。 北川幸吉が個人の創業時代に関わりを持ち大正14年に第一ポンプ場の改築を請負いました。 初和7年(1932)には第二ポンプ場を北川組が16,702円で請負いました。 第二ポンプ場は竣工時には鉄筋コンクリート2階建て、その後、3階部分は増築されています。 第一,第二ポンプ場は今なお現存していて日本近代建築史(日本建築学会)にも紹介されています。 |