明治から大正にかけ日本の産業は紡績中心に発展してきました。 東海地方は綿糸布取引を扱う規模は全国でも有数で大正8年(1917)には綿糸布取引所が開設されました。 大正11年(1922)に土地を購入し昭和5年(1930)に綿糸布取引所の新社屋が完成し昭和45年(1970)まで使用されていました。 建物は鉄筋コンクリート造木造併用3階建で地下室(食堂)1,2階事務所、3階は会議室があり延べ1,183㎡のモダンな外観でした。 建設の所在地は現在名古屋ヒルトンホテルが建っています。 北川組の議事録によりますと56,369円と記されています。 |