瀬戸市に電話が開設されたのは大正3年(1914)です。郵便局が電信電話業務を行っていましたが需要が多くなり分室の建設が必要になりました。 昭和9年(1934)、逓信省の発注により北川組が92,730円で鉄筋コンクリート造3階建ての電話分室の工事を受け完成しました。その後NTTの管轄になりました。 この瀬戸市は北川幸吉、所縁の地で明治43年瀬戸警察署、大正2年(1913)瀬戸郵便局、 大正3年(1914)陶磁器陳列館、昭和3年(1928)瀬戸市役所(旧役場)、 昭和9年(1934)瀬戸郵便局分室、昭和9,10年陶磁器組合会館、 昭和13年(1938)瀬戸郵便局(RC2階1050㎡)と、その頃は蔵所通りから見ると北川組が施工した建物が連棟で建っていました。 |