名古屋方面の出身者からの構成された陸軍師団で名古屋鎮台と呼ばれ最も古い師団です。日清戦争・日露戦争にも参戦しました。昭和12年(1937)日清戦争、昭和16年(1941)には、第二次世界大戦が勃発し、これらの戦いに参戦しました。 名古屋城を中心に施設があり昭和12年の部隊は下記のように編成されていました ○ 師団司令部 ○ 歩兵第5旅団歩兵6連隊(昭和16年以降中部2連隊) ○ 騎兵隊4旅団騎兵第3連隊 ○ 野砲兵第3連隊(昭和16年以降中部8連隊) ○ 輜重第3連隊(昭和16年以降中部13連隊) 北川組は陸軍省より師団の工事を請負いました。 大正12年(1923)騎兵隊第3連隊6箇所木柵風害復旧工事 昭和3年(1928)昭和天皇即位により名古屋離宮内第6連隊境界塀、儀伐兵馬車舎 昭和5年(1930)歩兵第5旅団司令庁舎改築 昭和6年(1931)名古屋偕行舎改築(現名古屋市公館) 昭和11年(1936)野砲兵、重兵3連隊兵舎増築 昭和12年(1937)歩兵第5旅団歩兵6連隊通信兵舎新築・・・・明治村に移築(兵舎) 昭和13年(1938)陸軍(衛戍)病院増築・・・・・・・・・・・・・明治村に移築 第二陸軍病院新築(北区安井2、川中町) 昭和14年(1939)年)名古屋海軍監督官事務所新築 このように、名古屋城を中心に軍の施設が建っていましたが、 現在は県庁と市役所を除き新しく官庁街として生まれ変わりました。 |